職場の人間関係はミーティングの場でも必ず伝わり、影響しますよね。
それは様々な価値観を持った集団である以上、しょうがない事でもあります。
(僕も好き・苦手・得意・不得意はありますもん)
でも、もともと仲が良くない人同士はミーティングの場でも真剣な激論を超えて、最後には相手の避難・中傷に走ってしまい…
「あれっ?言い争いになってしまっている?」というケースもたまにあります。
そんな時、司会進行役として、あるいはリーダーとしてあなたはどうやって軌道修正していきますか?
ミーティングの進め方
そんな時 僕が仲介に入る場合のポイントは3点あります。
1.目標や目的の再確認 つまり「最後、目指すところは一緒だよね?」という確認。
「自分の勤めている会社を良くしていきたい」
「お客様に喜んでいただきたい!」
その方法が違うだけで、目指しているところ(山の頂上)は基本一緒のはず。
でも、もめているうちにそれさえも忘れてしまいます。
なので、まずそれを参加者みんなで確認する。
万が一、目指すところさえも共有できていない場合は…
まずは共有することからスタートしましょう!(笑)
2.どっちが正しいではなく、唯一正しい正解はない という前提を伝え、話し合う
どっちが正しいか?の議論になると迷走することが多い。
だって、お互い「自分の方が正しい!」と思っているから。
そうなると相手の意見を潰すための議論に流れていき、だんだん的外れな意見交換となってきます。
だからこそ「そういう考えもある」「そう考える人もいる」と相手の意見をとりあえずでも、認める。
これがチーム(集団)の話し合いの場には必要です。
※目指す所(山の頂上)は同じでも、登り方は何通りもあるはず
3.「今後、何をしていくか(どうするか)?」(未来に向けて)
それぞれが「なぜ、そう考えたのか?」
「会社の価値観や方向性や考えたら今はどっちがいいのか?」
「他の参加者はどう考えているのか?」 などの様々な視点(意見)を取り入れながら、落ち着いた(認める)空気で進めていくこと。
そして一番重要なポイントは
「今後(未来に向け)、何をしていくのか(どうするのか)?」
わざわざ集まった貴重な時間を言い争いで終わるのはもったいないですよね。
ミーティングは会社の未来を創るための時間
ミーティングでは「売上数字の事」「経費の事」「人の問題」「集客の事」「クレーム対策」など様々なテーマで話し合っていると思います。
話し合っている内容はどれもそのチーム(会社)にとって大切なことのはず。
そして、それをわざわざ忙しい中で集まって話し合うのは何のためにですか?
「喧嘩するため?」「モチベーションを下げるため?」… 違いますよね。
これから自分達の職場を今より良くするために、
話し合いやミーティングは存在していると思いませんか?
ミーティング力も職場のコミュニケーション能力も基本は同じ
ミーティングの場という事で書いてきました。
気が付いた方もいると思いますが、ミーティングも普段の職場でのコミュニケーションも大切な基本は同じです。
繰り返しになりますが、大切なのは3の「未来視点」
「今後(未来に向け)、何をしていくのか(どうするのか)?」 です。
でも「忙しい毎日の職場で難しいよ!」とか、
「理屈ではわかっちゃいるけど、いざやるとなるとね…」と思う人…
わかります、僕もそうでしたから(笑)。
そういう忙しいチームは
まずはミーティングから(とりあえずミーティングだけ)意識してやってみたらでうでしょうか?
ミーティングで繰り返しできる様になれば毎日の現場でもできるようになる!
これが僕からの提案です。
あなたのミーティング、未来視点で会話できていますか?
では、今日も素敵な1日を~。