ここ最近は医療業界における「コンサルタント契約」「講演依頼」「業界誌の原稿依頼」などなど業界からの問い合わせが増えています。
以前、医療業界の雑誌でミーティング特集での取材時
業界誌として有名な「BAMBOO(ばんぶう)」
僕が「なぜミーティングの特集されるのですか?」と聞くと、編集者の方は
「医療業界は特に院長先生をはじめとするドクターが絶対的。
良く言えば上下関係がしっかりしている、悪く言えば他のスタッフはモノ申せない。
そんな風潮が当たり前なんです。
でも、診療所が成長してスタッフが増えたり、世代交代のきっかけに、最近はこの経営スタイルに疑問を持つ経営者(院長先生)が増えてきている。
でもスタッフの主体性を引き出す上手な方法がわからず、こういう要望が多い。」と。
最近の問い合わを合わせて考えると、そんな波が確実に来ている…そんな気がします。
ミーティングはドクターとスタッフの融合の場
経験上、伸びている診療所の様々な院長先生やドクターとお話すると、専門知識はもとより、マーケティングのことも含めよく勉強されています。
だから、言っていることは正しい。
でも、スタッフへの情報不足、コミュニケーション不足により正しく伝わっていないことが多いんですよね。
実際、現場のスタッフも有益な情報を持っています。
「(ドクターには聞けなかった)患者さんからの質問」「患者さんがポロっと漏らす不満」「地元におけるこのクリニックの評判」「日々の業務改善」こういう現場の情報をスタッフは持っています。
ドクターの持つ知識・経験
現場スタッフの持つ患者さんや業務の情報
これを一方通行なコミュニケーションで院内をまとめるよりも、
双方向のコミュニケーション(融合)したほうが良い診療所に向かって一致団結出来ると思いませんか?
普段のコミュニケーションをまめにすればいいのは分かっている。でも、忙しくてできない…。
それを解決するために「ミーティング」という場を意思疎通の共有時間として投資していくんです。
先日初めて伺った埼玉県の秩父市の歯医者さん。
開業して28年。もともと地元では有名なクリニック。
共通の目標を決め(どんなクリニックしていきたいか?)
現状を改善していく方法や知恵を出し合いました。
院長をはじめ、スタッフさん、パートさんそれぞれの立場から良い意見がたくさん♪
ミーティング後の撮影(素敵なチームでした)
思っていることが言えて、形になっていく…こういう時間はモチベーションを高めてくれますよね。
いつも書いていることですが、
忙しい中わざわざミーティングする意味は?
「自分達の考動でよりよい未来を創っていくための時間」です。
この時間に投資をしていただいた今井院長に感謝です。
このミーティングをきっかけに更に素敵なクリニックになりますように♪
(2回目もよろしくお願いします)
【今日の質問】
あなたの業界はミーティングや会議時間に投資する業界ですか?
※じゃあどんな点に気をつけてミーティングすれば有意義な話し合いができるのか?
次回のブログで具体的な方法について書きますね♪
【矢本塾について】
●ミーティング塾(3回基本コース)第4期東京 12月スタート予定
●リーダー・幹部塾(ミーティング×マネジメント)(5回コース)第3期 来年予定