こんにちは、ミーティングコンサルタントの矢本です。
今日のブログは、先週お伺いした北海道・帯広のクライアントで、金物・建築資材を扱っている㈱カネマツさんでのミーティングについて。
数字に関わるミーティングテーマが少なくても業績は好調、素晴らしい会社です。
今回は店舗での営業しながら、午前チームと午後チームの2班に分けて全員参加のミーティングを実施しました。
テーマの一つは、トップシーズンに備えて(もともとあった)配送ルールの再確認、そして必要であればそのルールを改善する、ミーティング。
カネマツさんにとって配送は会社の強みの1つ。
しかし、店舗・配送・営業(外商)の3部門が協力して効率よく報・連・相ができないと配送チームにしわ寄せがきて、二度手間やムダで余計な時間が取られます。
それが納品ミスやクレームに繋がり、お客様にも迷惑がかかり、自分達もそのリカバリー対応で余計に時間が取られてしまう可能性もある大事な部門。
自社の強みをしっかり強化していきたい!
上手く連携をとるために時間をかけて話し合いをしました。
「もともとあったルールは何?(忘れていないかの再確認)」
「お客様満足はそのままに必要な改善部分はあるか?(自分達本位の改善にならないためのお客様軸も考慮)」
僕の投げかけたこのテーマに沿って、配送ルールを最新版に進化させていきました。
最近入社した若手も20年来のベテランも同じテーブルで自分の考えをまとめ、各自がプレゼン。
「伝える力を鍛える」という人材育成の観点も組み込んでいます。
自分たちが決めたことだから、守られる
誰か(社長やリーダー)が一方的に決めたルールだと
「なぜこのルールができたのか?」
「どうやって全員に定着させていくのか?」
「イレギュラー対応はどこまでするのか?」
などルールの浸透に時間がかかったり、守られないことも多い。
でも、自分達で意見を出し合って決めたルールは守られる確率が高いんです。
きっと、決定に至るプロセスを共有できているから、ルール自体が誰かのモノではなく「自分達のモノ」となるからなんですよね。
自分たちの職場の未来は自分たちで創る
もっと言えばこの時間は「単なるルールを創っている時間」ではなく「自分達の職場の未来を創っている時間」です。
自分達の職場環境を会社や社長に委ねて思ったとおりにいかないとブーブー文句を言うのではなく、
自分達のこれから(未来)の職場環境を自分達自身の主体的な言動で創る、変えていく。
本来、ミーティングとはそういう時間だと思います。
そして、この思考パターンが仕事に対する主体性を生んでいくと思います。
職場のルールはどんどん決めさせていきましょうね♪
【今日の質問】
職場のルールは誰が創っていますか?
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