こんにちは ミーティングコンサルタントの矢本です。
今日は都内で仕事をしたあと、クライアントの社長さんと打ち合わせ。
その社長さんとの雑談では4月にあった選挙に親戚が候補して、家族総出でお手伝いして…大変だったそう。
そういえば4月は近所でも選挙カーが走り回っていたよな…そんなことを思い出しました。
そこで今回のブログは選挙活動と企業活動の類似点で気づいたこと(思い出したこと)を書いてみようと思います。(何回かのブログに分けるかも)
まず今回は告知活動について思ったこと。
個人的に「(正直)効果あるのか?」と未だに不思議に思うのが選挙の車。
「ナカタニ~!(仮名) ナカタニ! ナカタニ ミツオでございます。」
「ご近所の皆様にご挨拶に参りました~。ナカタニ~、ナカタニ…(延々と名前の連呼)」
有権者に名前を覚えてもらおうと必死なのはわかります。
これで名前を覚えてもらったら、効果はあるのかもしれない。(昔はこれでよかったのかも)
逆に僕はあまりにしつこいとその名前に悪い印象を持ってしまうケースもあります。(一生懸命な方々、ごめんなさい)
これって僕の心が狭い?(笑)
でも、よーーーく考えてみてください。
候補者の名前って「候補者が言いたい事」であって、「有権者が知りたい事」とは違うと思いませんか?
マーケティングに置き換えたら「商品の名前を連呼しているCM」と同じでしょ??
消費者は商品名を知りたいのではなく
「この商品を購入したらどんな良いことがあるのか?」
「この商品の独自の価値は何なのか?」ですよね?
もっと言えば商品そのものに興味がなくて、知りたいことは別なこともあります。
例えばエステで言えば、商品そのものに興味があるのではなく、やせたいだけかもしれない。
住宅メーカーで言えば、家の商品名に興味があるのではなく、素敵な一軒家が欲しいだけかもしれない…と。
そう考えると伝えていくメッセージ内容が変わってきませんか?
選挙に戻って言えば、候補者は名前の連呼だけではなく、
「自分が当選したら何を変えていくのか?」
「その結果、有権者の生活がどう変わっていくのか?」
をわかりやすく伝えることの方が大切だと思うんですよね。
日々の活動(コミュニケーション)の方が大切
「どんな活動をしていてどう考えているのか?」
再選を目指す人なら選挙の時だけではなく、普段の活動から興味を持ってもらうことも大切なのではないかなと思います。
これって商品を売ることも同じ。
販促のミーティングでも企業が売りたい時に1発で効果のある必殺技を考えようとしがちですが(笑)…もちろん、それはそれで否定はしません。
でも、買ってほしい時だけDMを送りつけるような営業活動ではなく、普段からお客様とのコミュニケーションとる活動(ニューズレター、メール、SNS)をして、お客様が買いたい時に選ばれる活動をしているのか?という事の方が大切なんだと思うんです。
あ、でも…こんな風に書きながら自分自身もまだまだできていないことを実感。
自分自身への自戒の念も込めて、気付いた時から変えていけば大丈夫!
頑張っていきましょう!
【今日の質問】
お客様に伝えている事は「自分達の言いたい事ばかり」になっていませんか?
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