先日、定例ミーティングでお伺いした北海道の住宅メーカーの幹部の方から
「先週の全社研修、メッチャ盛り上がりましたね~。最初はみんな『めんどくせ~な~』みたいな空気満載だったのに(笑)」
と言われ、心の中で「やっぱ、最初そうだったんだ~」と妙に納得したミーティングコンサルタントの矢本です。
そうなんです。
㈱ロゴスホームさんという北海道全域に展開している会社さんで、2月中旬に全社員(100名以上)をホテルに集め6年ぶりの全社研修を実施。
その2日間の全社研修内容の総指揮をとらせていただきました。
開催した目的は
「ここ数年、急成長して社員もどんどん増えた。その中でお互いの顔を知らない社員同士も。縁あって一緒に働く仲間だし、業種的にもチーム力を必要とするので一体感・チーム力向上すればお客様にもっと喜んでいただける会社になるはずだ」という想いです。
でも、こういうイベントは「数字に連動しづらい経費」という考え方もある中、ある意味勇気ある投資ですよね。
強引な経営判断も必要な時がある
終了後、社員さんからアンケートもいただき、結果的には実施して大成功!!
成功のポインは「僕が頑張ったから」ということではなく(笑)、
池田社長の「強引に実施した経営判断」だと思っています。
この時期は住宅メーカーにとって忙しい時期。
それだけでも6年前ぶりに、そして100名以上の全社員を、二日間も、強引に招集するには覚悟が必要だったと思います。
もし、社員達に
「チーム力向上のために、全社研修したいと思っているんだけどどう思う?」
いちいち聞いたら実施に至ったと思いますか?
多分、実施できないですよね~。
ミーティングコンサルタントをしていると僕への印象は「常に社員の意見を尊重して…」と誤解される部分もありますが、そんなことはありません。
強引に実施したほうがいい事もあると思っています。
だって、その体験をしたことのない人に
「良いんだよ~!」と言うだけでは、未経験の相手がその良さを共有・理解できるわけありませんから。
だから、最初は嫌々でもまずは体験させる。そして実際に体験してみて本人が
「あ~、最初嫌だったけど、やってみて良かった!!」と感じてもらえればOK。
「本当にいいと思うなら、まずは強引にでも体験させる」
なんの判断を部下に任せるのか?
自分が強引にでも判断したほうがいいことは何か?
リーダーのはこの振り分けが必要だと思いまし、成果を分けます。
(進行も僕の仲間にも手伝って頂いたおかげでスムーズに進みました。)
スタッフとして手伝ってくれた松本社長(写真右)、逢坂さん(写真右から2番目)
主催者の池田社長(写真左から2番目)亀井部長(写真左)ありがとうございました!
でも、もう一つ成功の要因となったのは…
全員が2日間本当に真摯に取り組んでいただいた社員さんです。
社長と共に学ばせていただいたマーケティングコンサルタント藤村先生の(仲間の価値を見つけ、プレゼン力を鍛える)ワークをアレンジさせてもらい、
グループ別にワークして、練習してグループ発表。
その後は、マーケティング部長、亀井さん計画の運動会(ロゴリンピック)。
ムカデ競争、お玉リレー、綱引き、アームレスリング…など。
最後は来期に向け気持ちを一つにした集合写真。
ね?みんな真剣に、そして楽しんでやっているでしょ?
しかも、二日間一緒に過ごさせてもらってわかったことは、様々な年齢、キャリア、部門(設計・アドバイザー、工事)がこんなにたくさん働いているのに
「お客様への家づくりに対する想い」は個人個人みんなメチャクチャ熱い!!!
(だからこそ、時には内部で対立するんですよね。)
北海道でなければ…こんな真面目なメンバー(会社)に自分の家もお願いしたかった、と感じました。
想いを表現した人気動画「Yさんの書斎」
素敵な想いでしょ?
この会社が更にチーム力を最大限に高め家づくりに取り組むと…この先がもっともっと楽しみです。
ミーティングも同じなんですけどね。
「ミーティングって必要なんだよ!大切なんだよ!」と言うだけではなかなか伝わらない(笑)
(僕の仕事だけど)もっともっと多くの人に「良いミーティング」を体験して知ってもらうことが
僕の課題であり、目標です!
ともあれ、
リーダーのあなたがいいと思うことは体験さしてもらえばきっと伝わります。
まずは体験させる!恐れずにトライしていきましょう!
【今日の質問】
部下に強引にでも体験させたいことは何ですか?
【お問い合わせいただく矢本塾について】
●ミーティング塾(3回コース)第1期(塾終了・満員御礼)
●リーダー・幹部 塾(5回コース)第1期(受付終了・満員御礼)
各塾の第2期募集に関しては2015年4月以降で計画中です。
次回、発表します!