こんにちは、ミーティングコンサルタントの矢本です。
今回は短時間のコミュニケーションで認識を合わせるための有効な方法についてブログで紹介していきます。
ミーティングや会議をサポートしていると頑張って仕事をしているのに、また真面目に発言しているに、上司からなぜか厳しいツッコミを受けている人がいます。
その人たちに共通する一つは「発言内容が抽象的(あいまい)である」こと。
例えば
「(頼まれた資料)おおよそできています」とか
「先日、新規営業した案件、多分(受注)大丈夫です」
というのが抽象的な発言。
この手の発言に多くの上司や社長は追求します。
「おおよそって具体的にどこまで進んだの?」
「多分ってどれくらいの受注確率を言っているの?」
あなたの職場でもこんなやりとりを見たことはないですか?
ちょっと言葉の使い方の問題で集中砲火を浴びてしまい、どんどん時間もかかってしまうし、何より普段から真面目に仕事をしているのにもったいない!
では、できない奴と勘違いされないためにどう発言したら良いのか?
その答えは「数字を活用する」ことです。
例えば
「提案資料は9割できていて、残り30分で完成します」
「先方から前向きに検討すると言われたので感覚ですが、受注確率80%だと思っています」
こっちの方が明確に伝わりませんか?
※数字を活用する方法については書籍「15分ミーティングのすごい効果」でも触れています
数字はドライな印象持つ反面、このように曖昧になりがちなお互いの認識を一瞬で共有できる強みがあります。
あえて抽象的にすることでその場は楽な場合もありますが、かえって時間がかかったり、後々もめることになったり、「できない奴」の烙印を押されては本末転倒です。
数字の活用するメリットはリモートでもリアルのミーティングや会議でも同じですし、普段の職場の会話でも全く同じことが言えますよね。
短時間のコミュニケーションで認識を合わせるスキルとして活用いただき「伝わる」ミーティングや会議を開催してくださいね。
【今日の質問】
あなたの職場では数字を活用できていますか?
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【矢本塾について】
●リーダー塾(5回コース) 2020年7月スタート予定
(部下を活かして成果を出すミーティング術・リーダー術)
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