先日、仕事で広島に行ったとき、宿泊先のホテルで夜に久しぶりにバーへ。
基本的にお酒が大好きな僕ですが、実は大卒後、愛媛でホテルマンを10年間勤めて、その中で3年間バーでバーテンダーをした経験があります。
今回、飲んだカクテルは「シンガポールスリング」。
こんな風にボトルに囲まれた職場、懐かしい。
カクテルって基本の混ぜるお酒の種類(お酒orジュース)、分量、混ぜ方(シェイクorステア)が決まっています。
何百種類もあるこのカクテルのレシピを覚えるのが最初大変だったなぁ(今ではほとんど忘れている(笑))。
カクテルはそれぞれのお酒の個性を活かし、それにあった研究された分量、混ぜ方(シェイク)があって、美味しいカクテルができる
逆を言えば、同じお酒の種類でも、分量やシェイクする技術が違えば味が全然違う味になる。
時にカクテルコンペなどに出るときは必ず自分のオリジナルカクテルを創ります。
カクテルのように複数のに飲み物を混ぜて創るとき、一番大切なのは
「そのお酒達の個性を引き出して、融合することで、より美味しいカクテルができるか?」です。
つまり、1種類のお酒で飲むより美味しくて奥深い味にならないと混ぜる意味がない。
ここが面白いところでもあり、難しいところでもある。
経営も似ているところはありますよね
おなじメンバーでもリーダーによって、個性の引き出し方、組み合わせかたが違えば、当然成果が変わってきます。
部下の一人一人の可能性を十分、引き出せているのか?
引き出すためにはどんな時間が必要か?
引き出したその個性をチーム内でどう融合して活かすか?
リーダーとして、こういう視点を持ってメンバーの個性を引き出すことが大切だと思う。
同じ人数でも個性や得意を分かった上での、仕事の分担によってはパフォーマンスが変わってきますよね。
でも、実際は隣にいる仲間の個性や得意を知らずに、ただただ仕事をしているという職場も結構多い。
他人に興味がないというよりは、生産性向上、合理化という副作用で無駄な話ができない、余裕がないということも理由にはあります。
だからこそ、リーダーは部下を観察したり、ミーティングや会議でメンバーから引き出す工夫も大切だと思います。
活かすも活かさないも、そのチャンスはあなた(リーダー)に委ねられています。
大丈夫!
リーダーに選ばれているということは、それができる可能性を持っているということですから。
今日も素敵な一日を創造しましょう♪
【今日の質問】
部下の可能性を引き出し、融合していますか?
【矢本塾について】
●リーダー・幹部塾(5回コース)第4期 冬開催予定
●ミーティング塾(3回基本コース)第5期 冬開催予定
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