こんにちは!ミーティングコンサルタントの矢本です。
ミーティングだと活発にたくさん発言があったほうがいいと思われがちですが、
「たくさん出るといいテーマ」と逆に「絞って考えたほうがいいテーマ」、それぞれあるのをご存知ですか?
たくさん出るとよい内容は?
・面白いなと思うアイデア
・お客様が喜ぶこと(割引以外ね(笑))
・全く新しいやり方、方法
・今の方法に改善を加える
こういう「これから先(未来)に向けた可能性を引き出す内容」であればリーダーはたくさん提案するように促しましょう。
無制限に、ある程度無責任、数勝負でいいです。
だってこれからの可能性がたくさんあるということは未来への選択肢がたくさんあるということでしょう。
少ない中から選ぶのか、多くの中から選ぶのか、成功確率も変わってきます。
発言しやすい雰囲気が実は大切
そのためのはリーダーや司会進行役はたくさんアイデアが出るような「場(雰囲気)」を作ることも大事。
・否定される
・冷笑される
・厳しい(ちゃんと考えて言ってんのか?的な)ツッコミ
もし、こういう雰囲気だと発言は少なくなります。
「お互いこの3つはしないでね」とルールを決めて進めると発言が活発になりますよ。
そいれでも口頭で発言がない場合は?
その場合は以前のブログで書いているいるように「書いて発表する」というルールで進めるといいと思います。
「人材育成とミーティングを兼ねる3つの方法」
逆に、絞ったほうがいい内容とは?
逆にたくさん出すのではなく絞ったほうがいい内容もあります。それは
・課題
・クレーム
課題がたくさん出てきても「こんなにあるんだ~」と暗い雰囲気になるだけ。
一度に全部、改善できるわけでもない。
課題という単語だけで重い感じがする。
こういう「現状(または過去)の課題やクレーム」に関しては重要なものに絞っていく。
それじゃあ、ネガティブなものに目をつぶっているだけでは?と思った方もいるかも。
いえいえ、そんなことはないんですよ。
自社に置き換えて今、仮に考えてみてください。
「現在の重要な課題は何か?(一つか二つに絞って)」
(※考える段階でたくさん出してもいいですけど最終的には絞ってください)
考えました?
「その重要な課題が解決したら他の課題も連動して解決しませんか?」
「または他の課題は今、大騒ぎするほどのものではないのでは?」
たぶん、解決しますし、他のはそんなには重要ではないはず。
これは僕自身の前職経験、そして今はクライアントの実績が証明してくれています。
それに、一度に課題をたくさん言われてもみんな覚えきれない(笑)
絞ることで忘れにくくさせているんです。
そして集中させる。あれこれ同時に着手しても中途半端になる。
絞ったテーマに対し、解決策(未来に向けた可能性)はたくさん出す。
メンバーの意識・行動を集中して、短期間で解決させていくんです。
個人戦は厳しくても、総力戦なら必ず解決します。
こんな風にミーティングのテーマによって使い分けて進めるのが効果的なミーティングです。
未来に向けての内容であればたくさん
過去や現状の課題は絞る
ミーティングしているチーム(会社組織)は試してみてくださいね。
今日も素敵な一日を♪
【今日の質問】
アイデアの使い分け、していますか?
【矢本塾について】
●リーダー・幹部塾(5回コース)第4期 冬開催予定
●ミーティング塾(3回基本コース)第5期 冬開催予定
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