先日の休みに娘と映画「ルパン三世」の実写版を見てきました。
そこで今回は配役やストーリーは置いておいて、今回のブログはこのルパンを題材に「強いの組織(チーム)」について書いてみますね。
強い組織(チーム)の共通点は?
それは「各自の得意が生かされている」事です。
例えば、僕が好きなサッカーを例に。
サッカー日本代表は?
・足の速い選手
・ヘディングが得意な選手
・シュートが得意な選手
・パスが得意な選手
全く同じ特技を持つ選手を11人集めないですよね?
最低限の基本的なスキルを持っている前提で様々な得意を集めて最強のチーム作りを目指す。
これが強い組織(チーム)の共通点ではないでしょうか。
ルパン三世のチームも最強チーム
映画を見て、そう思いました。
メンバーである、ルパン三世、次元、五右衛門、峰不二子‥。
みんな得意なことも好きな事も全然違う…(笑)
(ルパン三世を知らない方はスミマセン。)
でも、それをお互い認めているし、いざ仕事ではお互いの得意を生かして、チームワークを発揮してすごい結果を出している! ですよね?
じゃあ、僕達ビジネスマンはどうでしょう?
社内の仲間の良いところより、悪いところばかりたくさん見つけて指摘していないだろうか?
「こっちが偉い」「こっちが正しい」「あっちが間違っている」と揚げ足の取り合いをしていないだろうか?
なぜ得意を生かす組織マネジメントが大切なのか?
1人でできる事なんて知れています。
だから組織が作られている。
でも、組織であってもみんながバラバラの状態だとパフォーマンスは悪いですよね。
「スピードと結果が求められる時代」
「少人数で効果的な結果を求められる時代」
「幅広い知識と業務内容が求められる時代」
こんな時代だからこそ、リーダーに求められるのは「自分が全部を背負ってやること」でもなければ、「同じような能力を持つ人」のマネジメントではありません。
「異なる得意を持つ人」を引き出し、上手くマネジメントする能力です。
どうやって部下やメンバーの得意を引き出すか?
引き出せなければ生かすこともできませんよね。
ここではミーティングでの引き出し方を紹介します。
質問(テーマ)に対しアイデアを書かせるときに、たくさん(最低3つ以上)書かせることです。
テーマに対し「1つ」の解決策だけだと、結果みんな同じような内容になりがち。
でも、「3つ以上」などたくさん考えて書かせれば書かせるほど個性的なアイデアが出てきます。
例えば、レストランで「顧客満足の更なる向上!」をテーマにミーティングしたとします。
・掃除の得意なスタッフのアイデアは「〇〇の場所をもっと綺麗にしましょう!」と書くし、
・電話応対の早い子は「電話コール3回以内に出る事をルールにした方がいい」と書き、
・営業の得意な子は「商品説明のトークレベルを上げるために、ロープレをしたらどうか?」と提案します。
このアイデアにの違いこそ、個性なんです!!
リーダーはこういう自分以外の視点を手に入れられることがミーティングの価値となります。
優秀な社員だからできる事?
「そんな得意な分野を持った優秀な社員はいないんです…」
たまにリーダーからそう聞きます。
でも、本当にそうでしょうか。
「他人と全く同じ人間」は1人としていません。
人が違う以上、違う価値が必ず存在します。
実際、同じ部下が違う部門へ異動した、結果伸びた!という例もたくさん経験しました。
同じ部下でも上司によって結果が変わる…これは部下の問題ですか?
やはり部下を生かすも殺すもリーダーの手腕次第!なんです。
そして、あなたにはあなただけのリーダーとしての価値があるはず!
だから自信をもって、楽しんで部下の得意を見つけて可能性を引き出しましょう!
「自分達の職場の未来は自分達で創ろう!」
では、今日も素敵な1日を~。
仲間の得意を生かしたマネジメントができていますか?