ミーティング矢本の流儀BLOG

自分の意見を通すより重要なことは?(ミーティングの方法)

こんにちは! ミーティングコンサルタントの矢本です。
ミーティングのプロとして企業のミーティング・会議がより成果の出る内容になるようにサポートする仕事をしています。

しばらくブログを書いていないと…だんだん本当に書けなくなるものですね。
そんなわけで短い文章で、まずは気軽に再開してみたいと思います。

 

1904 自撮り先週の最後に訪問した福井県のクライアント先でのミーティング1コマ
翌日のスケジュールの関係で当日帰ったので今度はゆっくり泊まりたいな。

今回は都内の企業でリーダー対象の研修時に質問もらった件について。

「ミーティングや会議で議論が白熱すると、だんだん意固地になってしまって…自分の発言に引っ込みがつかなくなる時があるんですよね…」

そんな相談を受けました。

真剣にやっていたら、確かにそんなシーンもたまにありますよね。

引っ込みがつかなくなる時って、心の中では、

「ここで引いたら、今までの議論が水の泡では…」

「簡単に翻したら、主張していた自分の存在意義がなんだったのか…」

「あの人の主張には賛同できないし、自分は絶対間違っていない!」

「あの意見が通ったら、ウチ(の部門)はきついなぁ…」

そんないろんな気持ちが複雑に絡み合っているのかもしれません。
何を隠そう前職で営業部長をさせてもらっていた時代、僕自身にもそういう経験がありましたから(笑)

 

でも今、ミーティングのプロとして様々な企業で司会進行させていただき、僕が一番大切にしているのは、

ミーティングは

「誰かの意見が一番正しいか?を判断する時間」ではなく、
「より良い未来に向けて、さまざまな角度で知恵を出し合い、全社的によい決断・計画を立てる時間」

です。

つまり、誰かの提案を100%そのまま採用するだけでなく、誰かの提案をベースにみんなの知恵を結集して、より良い案に進化させる。

そんなイメージ。

それでも引っ込みがつかなくなってきたときは?

昔の僕自身も何度も自分に問い直したし、今ではクライアント先でも確認します。

自分の発言が

「それが全社的な視点で提案している事なのか?」
「自分(自部門)の意見を通したいだけなのか?」

本当はどっちなのか?と。

 

どの時代も企業が必要とする人材は

「自分(自部門)の立場だけでなく、より上の立場(全社)で判断・提案が出来る人」

だと思うんですよね。

 

今まで出来ていなくても、これから少しずつできるようになれば大丈夫♪

チームも個人も進化していきましょう!

 

【今日の質問】

   自分(自部門)だけでなく、全社的な視点を持っていますか?

 

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