こんにちは！ミーティングコンサルタントの矢本です。
今週を振り返りながら久しぶりにブログ書いています。
今週は今井歯科クリニックさんで仕事のため、埼玉県秩父市からスタート。（写真は行きのレッドアロー号車内にて）
院長、ドクター、衛生士、助手、受付、清掃スタッフの全スタッフでミーティング。
20代の若手からベテランまで幅広いスタッフさんがいるのが特徴。
（年代が偏っているクリニックさんが普通は多いんですよね）
患者さんも、痛いから通う患者さんだけでなく、定期的なメンテナンス、綺麗な歯並びになる矯正、インプラント…
いろんな患者さんが通院されます。
「より多くの患者様に喜んでもらうためには？」
患者さん視点、時には院内視点で様々なことを考え工夫・改善していきます。
取り組んだ中でも、成果が目立つことは「フェイスブックで発信しよう」という話が絵に書いた餅で終わらず、最近実践を重ねていくうちに、
新規の患者さんが増えてきたり、既存の患者さんから「ネット見たよ～」と声をかけられたりしてきていること。
僕がお手伝いするまでに「フェイスブックでの発信」、過去続かなかった歴史があったそうです。
なぜか？
それぞれ別々の課題を抱えていたから。
例えば、ベテランスタッフの特徴は…
・多くの患者さんと親しい
・知識、経験が豊か（情報を多く持っている）
・だから記事内容は考えられるが、パソコン（スマホも）を使うのが苦手
・フェイスブックも利用していないため投稿に異常に(笑)、時間がかかる
逆に20代若手スタッフは…
・知識、経験が浅い（情報が少ない）
・多くの患者さんとの面識が少ない
・パソコン（スマホ）を使うのが得意
・だが、記事内容を考えるのに異常に(笑)、時間がかかる
こんな特徴と課題があってそれぞれ続かなかったらしい。
でも、これってお互いの特徴をもっと活かして、協働したらできそうじゃないですか？
そこで提案して、実行したのが
・ベテランが「記事（役に立つ情報）を書き出す」「親しいお客様と写真を撮る」。
つまり発信内容を提案する。
・若手が「ベテランが書いてくれた記事をそのまま入力して発信する」。
その投稿を通じて若手も学ぶ。
ね？できそうでしょ？
そこで「役に立つ記事を書いてみるミーティング」を全員で実施！
ベテランはたくさん（５記事以上）書く。
若手や受付スタッフは少なくてもいいから（目標3記事以上）とにかく考えて書いてみる。
（この「考えてみる」が大切。これで日々の仕事でもアンテナがはってだんだん書けるようになります。）
あっという間に５０を超える「役立ち情報」の投稿用の記事が完成して内容も全員で共有できました。
最近はそれを若手がどんどん投稿（結果、患者さんも確実に増えています）。
ミーティング後の感想
上の「メンテナンスの…」は別のテーマが解決した事を書いていますが、全員が記事内容を知っておくことにも価値はあります。
だって自分のクリニックの発信内容を患者さんが知っていて自分たちが知らないっていうのも、本来おかしいでしょ？
これは「分業」からのスタートですが、最終目標はみんなが「編集して発信」できるようになること。
（もちろん、最初から「全員で編集して発信」にこだわって実行するという選択肢もあります）
でも、ここではまずはできること（分業）から始める選択しました。
「いずれみんなで発信できるようにしますよ」と前ふりをしておいて全員に心の準備をしてもらいながら。
このように新しいことばかりしなくても、できていないことを「できないまま」で終わらせず、
「自分が出来ること」（個々の能力や個性）を考えて手分けをすることで、新たにできることはたくさんあるはずです。
ほかの人の感想
仲間の強みを生かす
わかりやすい例として「若手」「ベテラン」の切り口で紹介しました。
でも、個人レベルでみても「強み」は存在しますよね。
「掃除や整理整頓が得意な人」
「電話応対や接客が得意な人」
「深い専門知識を持っている人」
「自社のお客様のことが一番詳しい人」
「服や空間デザインにセンスのある人」
「PCやスマホの操作が詳しい人」
「絵が上手な人」「手書きの字が綺麗な人」
「とにかく実行が早い人」
「リスクに気づく慎重な人」
または「各自の趣味を仕事に活かせないか？」と考えてみる。
一人として同じ人はいないはず！
こういう視点でスタッフを見渡し、経営に活かしていく。
嫌いなことや誰がやっても同じ仕事をただ毎日こなすより、
得意なこと、好きなことを通常仕事にプラスして活かしていく方がやりがいはあるはず。
今回もお疲れ様でした～
スタッフの強みを引き出し、チームとしてどう融合させるか？
メンバーを活かすかどうかはリーダーのあなた次第です。
あなたなりのチームを創造してくださいね～♪
【今日の質問】
リーダーとしてスタッフの「強み」を活かしていますか？
【募集中の矢本塾について】
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