ミーティング矢本の流儀BLOG

社長は好きなビジネスにチャレンジしたほうがいい(ミーティング視点)

160222集合月曜、秩父で有名な今井歯科さんのミーティングに始まり、

火曜は名古屋、水曜は熊本、昨日は広島…。今週も激しく移動しました(笑)

今日のブログは社長さんと話していて気づくことについて。

仕事柄、クライアント先の社長さん、知人の社長さんから様々な相談をいただきます。

一番多いのは

「○○という新しいビジネスをしようと考えているけど、どう思う?」という相談。

僕は

①「社長自身はその事(新しいビジネス)が好きなんですか?」

②「そのビジネスで、どんなお客様がどう喜ばれるのですか?」

①の答えが「イエス」で、②が答えられるなら基本、僕は「やったらいい!」と賛成します。

反対するときは「好きではないけど、儲かりそうだから(儲かるらしいから)」という答えなら賛成はしません。

そこに社長の想い(心)は無いから。

想いのないビジネスに人はついてこないと思うから

 

実際に質問するとほとんどの社長がちゃんとお客様の喜ぶ顔が見えている。

最近あった僕のクライアント先である(熊本県)黒川温泉 旅館「わかば」さんの例を紹介すると、

旅館と少し離れた場所に小さな建物があります。

そこを活用しようという話が出て、ミーティング。

「露天風呂付き客室は?」

「外国人が増えてきたから、お茶など日本文化を感じる共有スペースは?」

「ブックカフェは?」

いろんな意見があった。

でも、社長は「僕は蕎麦をやりたいと思う…」と。

みんな(僕含む)「なぜ???」

 

僕は①と②を質問しました。

すると理由は「自分自身は蕎麦が大好き」で、

「黒川温泉には旅館は多いけど、気軽に入れる飲食店が断然少ない。観光に来た人も困っている。

 手軽な蕎麦を始めたらきっと日帰りのお客様(日本人)も外国人観光客にも喜ばれるに違いない」とのこと。

そして結局、蕎麦屋を始めました(僕も話を聞いて賛成しました)。

正直言えば…旅館ビジネスほど、大きくは儲かりません。

「露天風呂付き客室」を作ったほうが断然儲かります(笑)

でも、その想いを聞いて共感する社員は一人また一人と増えてきて、今では積極的にサポートしています。(実際、僕もそうだし)

そして、旅館内の雰囲気も確実に変わってきています。

すると…

今度はパリに蕎麦屋の出店の話まで出てきたんですよ(笑)

(パリで蕎麦をしたいという若者やパリの出店を得意とする建築デザイナーとの出会い…などなど)

もちろん、どうなるかはまだわかりません(笑)

(でも、社長は何かしらパリに出店してみたいって数年前から冗談で言っていたけどね)

 

でも、すごいと思いませんか?

だから、僕は社長自身が「好き」で、「喜ばれるお客様の顔が見える」のであれば、基本やってみたらいいと思う。

だって、

社長自身が輝いていることがなにより大切だと思う

社長自身がやりたいことを我慢して遠慮して辛そうな顔をしていては、

社員をきっと応援できないし、それは無理しているように見えますから。

社員だって「社長がまた何か言い始めたよ…」と思う一部の人がいたとしても(笑)

グチグチ言いながらしんどそうに仕事をしている社長より、楽しんで輝いている社長の方がいいに決まっています!

 

まず、社長が(好きなビジネスをして)輝くこと。

社員はそれをサポートする。

そして、次に社員の夢を応援する。

そんな会社って素敵だと思いませんか?

 

社長が輝いていないのに、社員が輝くはずないですからね。

 

そもそも、社長も社員も「楽しんで働いて結果、輝いて見えるか」、つまりどんなスタンスで働くかの選択は自分自身にあるはず。

そんなことを思った帰り道でした。 では、また~♪

 

【今日の質問】

  あなたの会社の社長さんは好きなことをして輝いていますか?

  あなたはそれをサポートしていますか?

 

そういえば…

北海道のクライアントの社長さんも好きなことやっていて念願の札幌支店を出店し、今度オープニングセミナーします。

なんと、あの短パン社長とのコラボセミナー!!詳しくはコチラ

一般の方も参加できるオープニングセミナーなので、興味のある方はぜひご参加を(オススメです)。

 

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