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ミーティングと会議の違い

ミーティングと会議は似て非なるもの

ミーティングと会議は違うのか?

「なぜ会議ではなくてミーティングを勧めているのか?」
「会議とミーティングの違うのか?連動するものなのか」

日本の企業で使うミーティングという言葉と会議という言葉、目的は同じでもニュアンスに違いがあるように感じるのは僕だけではないと思います。


参考までに、国語辞書の大辞泉によると
会議とは「関係者が集まって相談をし、物事を決定する事。またその集まり。」
ミーティングとは「比較的少人数の集会。会合。」とあります。また、辞書によってはミーティングを会議と訳しているものもあります。

ということは、辞書上での明確な定義はないように思います。


辞書の違いは明確でなくても、日本の職場や集会では「なんとなく」分けて使われることが多い。
これから紹介するミーティングと会議に分け方はあくまで職場における矢本流解釈だと思って見てください。


矢本流の会議とミーティングの違い
開催頻度

ミーティングは週1回以上(必要であれば随時)
会議は月1回~数回

参加メンバー

ミーティングは現場社員が多くいる
会議は上層部(店長クラス・部長クラス以上)多い

時間

ミーティングは短くて10分 最長で90分
会議は短くて1時間以上

人数

ミーティングは2名以上から 会議は5名以上

開催決定タイミング

ミーティングはいつでも随時
会議は事前に開催日時を決定

場所

ミーティングは現場社員が多いため現場近く、
または会議室会議は会議室

議題

ミーティングは現場のささいな問題から大きなテーマまで
幅広く会議は部門または会社全体の重要なテーマ中心

人材育成

ミーティングは頻度が多いため思考クセを変える→定着で育成可能
会議は頻度が少なく、繰り返し力が弱いため育成難しい


いかがでしょうか?
まず違うのはメンバーです。「会議」では所属長・部門長など会社の各部門を担うリーダーが中心に集まります。それに対し、各部門を担うリーダーが中心に現場のスタッフを集めるのが「ミーティング」という定義です。

現場のスタッフというのは実際に最前線で働くメンバーの事。お客様に接したり、モノを作ったりしているスタッフの事です。現場中心だから時間も人数も変則的。最小人数2.3名からで時間も現場の仕事があるため会議よりずっと短い時間で行われていると思います。
あとは、議決する事を中心に会社上層部が集まる会=会議
現場の社員を巻き込んでいくための場=ミーティング
こう考えていただければ現場ミーティングと会社会議との違い、わかっていただけたでしょうか?


なぜミーティングが必要なのか?

会議の内容は現場に伝わらない

僕自身リーダーになって、会議に参加すると困った問題が起きました。
それは「リーダーが会議で新しく決まった事を、現場にうまく伝えられない」問題です。

現在講演の中でも受講者からよくいただく悩みでもあります。
なぜ、できないのか?
通常、会議が終わった後、各リーダーは様々な感想を持っています。




どうでしょう?あなたにもこんな思いをした経験ありませんか?

そして、席に戻って伝えてみる。
でも案の定、スタッフから「それだと○○な問題がありますし、こうやれば△△な問題も発生します」
「なんで、そういう話になるんですか?現場の事を分かっていない!」
「この状況・人数でどうやってそれをやっていけというのですか?」

こういう反発やするどい質問が来るとついつい、最後は言ってしまう。
「しょうがないだろ!社長がやれって言っているんだから!」


こんな会話になったことありませんか?


なぜこうなるのでしょう?
それは「会議で考えている内容や視点」と「現場のスタッフが考えている優先順位や視点」に【温度差やズレ】があるからです。
つまり、会議では「目指す方向性(先の事)」、「理想的な形」が現場の状況を置いて考えられることが多い。
逆に現場は、「目の前の事(今)」、「現状の中でできること」を考える。


現場の主体性を高め実行力を上げるミーティング

現場の実行なくして会議の価値なし

ミーティングの根本の目的、「現場社員の主体性を高め、実行につなげ売上に結び付けていくこと。」
でも実際、実行力で悩んでいる組織は多いのではないでしょうか?
会議では新しいことが決まった、現場にも伝えた。でも実行できない。
現場では 「現場が忙しくて、新しいことに手をつけられていない」「いつの間にか、話が立ち消えしている」
そんな声が聞こえてきます。
そんなあなたに確認したいことがあります。
会社の方向性を実行するのは基本、現場スタッフですよね?


ということは、
どんなに素晴らしい会議での話し合いも
どんなに素晴らしい会議での意思決定も
現場の実行がなければ、存在しなのも同じ

会議は決定 ミーティングは具体策

会議の決定事項が実行に移せない、もうひとつの理由。
それは、会議で決まったことが抽象的なままで投げられた場合。
つまり、「具体的に何をどうしていくのかがはっきりしないまま現場でも放置され、時間が過ぎていく」という状態です。僕自身もこの経験をしてきました。
その中での悩みに「一体会議ではどこまで決めればいいのか?細かい事まで決めないとダメなのか?」でした。
その後試行錯誤を繰り返し、成果が出るようになって確信したこと、それは
「会議は重要な決定をする場、ミーティングはその具体策を考える場」が効果的だと考えるようになりました。
このことを登山に例えると分かりやすいです。
会議は「目指す山を決め」、ミーティングは「登り方を決める」
会議では会社全体の視点で方向性を決めていきます。会社の会議を登山で例えるなら「どの山を目指すか?」を決めること。
逆に、ミーティングでは会社の方向性を尊重しながら具体策を考える場。登山に例えるなら登る山が決まれば向かうルートはいくつかある、どのルートがあるのか?どのルートで行くのか?という「山への登り方」を考え、実際に登っていくこと(実行すること)が役割になります。
そして登ってみて障害があれば、またルートを変更して結果、頂上へ到達する。 


だから「会議は決定をする場、ミーティングは具体策を考える場」なのです。

必要なのは両輪 うまく共存してこそ売上は上がる

ここまで会社におけるリーダーの役割、そのリーダーにとって現場スタッフを主体的な行動へ導くツールがミーティングであること、そしてミーティングと会議と役割を書いてきました。
もうお感じだと思いますが「現場ミーティング」の本ではありますが、経営トップの会議を否定するものではありません。
むしろ会社に会議は必要だと思っています。
ただ、お伝えしたいのは「経営陣による会社に会議が必要」なのと同様に「現場社員にもミーティングが必要」だということ。
会議で決まった方向性をきちんと現場レベルに落として現場社員が理解して主体的に取り組むためにもミーティングは必要なんです。
会議とミーティングは共存共栄なのです!



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